マッドサイエンティスト比良羅木 螺子輔 第一話 強制プログラム04

瑞樹の動きが丸椅子に座る寸前で止まった。
「ほい、社長。」
比良羅木が筑波に携帯電話を手渡した。
「画面を見ながらやってみんか。」
「う、うむ。」
受け取った筑波は、興奮を隠しきれない様子で、携帯電話を操作しだした。
「いやぁーーーっ」
丸椅子に腰を下ろした瑞樹の口から絶叫が響いた。
その声は、携帯電話で操られたものではなく、瑞樹自身が発した悲鳴だった。
瑞樹の形のいいヒップと丸椅子に挟まれ行き場を失った汚物が下着から溢れ出し、太ももを伝い、丸椅子の座面に広がった。
「ひっ、ひどい。」
「うぅっ。ど、どうして・・・どうして・・・こんな ひどいこと・・・」
「どうだね、瑞樹君。素直に赤ちゃんになる気になったかね?」
「いやっ、いやいやっ。赤ちゃんなんていやっ」
まだ、拒絶はしているが、先ほどまでの毅然とした姿はもうない。
ただ、駄々っ子の様に泣き喚いているだけだ。
「筑波様、携帯を貸していただけますか」
筑波から受け取った携帯電話をマコが操作すると、瑞樹は一度腰を浮かせ、今度はワンピースの裾を敷くような形で丸椅子に座り直し、こすり付けるように腰を前後に動かした。
「いやっ、いやいやっ。もうやめてぇー」
「貴女が何時までも、強情を張るからよ。どっちみち最後まで抵抗なんて出来るはずないのに。バカみたい」
マコの嘲笑を浴びながら瑞樹は足元にこぼれた自分のウンコを拾い上げた。
「いやっ、こっ今度は何をさせるの」
「良い感じにワンピースにもウンチの染みが付いたわ。このまま駅前まで歩いて行って人が見てる前でそのウンチを食べるのよ。足らなければパンツの中のも全部食べていいのよ」
瑞樹はウンコを持った両手を顔に近づけると、思い切り臭いをかいだ。
もちろん、自分の意思ではなく携帯電話に操られてのことだ。
「美味しそうな匂いでしょ?」
瑞樹は自分のウンコの臭いに咽ながらも、臭いを嗅ぎ続けている。
「お、お願い。もう やめてください。お願いです」
「貴女が自分から素直な赤ちゃんになるって言うまではやめないわよ」
「さあ、出かけましょうか」
マコの操作で瑞樹は尻を突き出した不恰好な、がに股で一歩一歩ドアに向かって歩き出した。
「いやっ。いやいやっ。お願いです。もう許してください」
そう言ってる間にもドアに向かって足が動いてしまう。
「 あ、赤ちゃんに、素直な赤ちゃんになりますから も、もう許してくださいぃぃー  う う う う うわぁーーん」
瑞樹は搾り出すように屈服の言葉を出すと、そのまま大声で泣き出した。
「やっと、言えたわね。」
「じゃあ、早速今日から素直な赤ちゃんになって、オシッコもウンチもオムツの中に漏らすのよ」
「うっうっ う オ、オムツは・・・ぃゃ・・ ううっ・・・は、恥ずかしいです う ううっ オムツ は 許して・・・く くだ さい」
「まだわからないようね!赤ちゃんがオムツを恥ずかしがってどうするの!!」
マコが怒りの声を上げると同時に瑞樹は両手のウンコを口に入れた。
だがそれ以上の操作はされていなかったのか、瑞樹はそのウンコを吐き出すことが出来た。
「今度は最後まで食べさせるわよ!」
「ぐぉっ ご、ごめ んな さい。 も、も嫌がったりしません ゆ、許し て ひっ く ひっひっ うっ」
「じゃあ、ちゃんと社長にお願いしなさい」
マコが携帯電話を返そうとすると、筑波の手が興奮に振るえていた。
「マコ君素晴らしいよ!あの瑞樹君がこんなになってしまうなんて」
「君の事は生粋のM嬢だと思っていたんだが、こんなにもサディスティックな女性だったとは。いやー本当に言葉もないよ」
「ふぉっふぉっふぉ。マコは究極のドMでもあり、ドSでもあるからな」
「畏れ入ります。筑波様まだ言うことを聞かないようだったら、ここにチェックを入れリピートボタンを押してください」
「もう一度ウンチを口に運び、数回咀嚼して飲み込みます」
「うむ。このボタンだな」
マコに確認し、筑波はそのボタンを押しそうな素振りを見せた。
「嫌です!社長ぉー。あ、赤ちゃんになります。オムツも嫌がらずにしますから。 も、もう、許してください
ウ ウンチを た 食べるのは、もういやっ  も、もう・・・うっうっうっう」
プライドも何もかも完全に打ち砕かれた瑞樹は、汚物にまみれた顔で、ひたすら許しを請う女に成り下がった。
「さっきまでは掛け替えのない優秀な秘書だと思っていたが、私が本当に求めていたのは、こんな姿の瑞樹君だったようだ。うーむ、これからが楽しみだ」
「マコ君、君が最後の仕上げまでやってくれないか。そのほうが私自身がやるより楽しめそうだ」
筑波は携帯電話をマコに渡すと、比良羅木とともに再びソファーに腰を下ろした。

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