ベイビイ教師 祐美子14

「ママー、うっウンチが」
そこまで言ったときにまた隣の部屋から笑い声が聞こえた。
「早くおっしゃい」
静香の厳しい声も一緒にきこえてきた。
「ママー、うっウンチ、ウンチが出ちゃったああー、うっうっ。うっうっ」
「じゃあハイハイしてこっちにいらっしゃい。たくさんウンチを洩らしたみたいだから、私一人じゃ大変だから薫さんと久美子さんにも手伝ってもらうわ」
「許して。他の人の前でなんて」
「誰がそんな言葉を使っていいと言ったの。嫌ならいいのよ。明日までそうしてなさい」
静香にそう言い放たれてしまうと、もう言うことをきかない訳にはいかない。
観念したように、ハイハイをして祐美子が静香たちのいる部屋に入ってきた。
祐美子が動く度にグチュグチュとオムツの中で音がしている。
太股を茶色の液体が伝っている。
「ヤダ、くさーい」
久美子が言った。
祐美子自身も自分の発している臭いは分かっているだけに人から指摘されるといたたまれない気持ちになる。
「何をぐずぐずしてるの。早く新しいオムツに取り替えないと臭いでしょ。この上でいつものオムツを取り替える格好になりなさい」
静香たちの前にはビニールで出来た動物柄のオネショシーツが敷かれてあった。
祐美子はこれ以上ウンチがオムツから洩れないようにゆっくりと、オネショシーツの上に寝ころんだ。
「じゃあ、オムツを換えてってお願いしなさい。でも、自分が赤ちゃんだってこと忘れちゃだめよ」
厳しい声で静香は念を押すように言った。
「は、はい」「ママー、ウンチが出ちゃったの。オムツをとりかえてっ」
祐美子は叫ぶように一気に言った。
ウンチで汚したオムツを見られる恥ずかしさ以上に今、自分がまき散らしている臭いの方が耐え難く、一刻も早く新しいオムツをあててもらいたかった。
「はい、はい。よく言えたわね。じゃあオムツカバーを開けるわよ」
そう言って静香はオムツカバーに手をかけた。
プチ、プチと音を立ててサイドのホックが外されていく。
オシッコを洩らした時以上の恥ずかしさに祐美子は、思わず顔をおおってしまった。
だが、静香はそれを許さなかった。
「だめよっ。手はちゃんと頭の横に置いておくの」
「薫さん、久美子さん、赤ちゃんが勝手に手を動かさないように押さえてて」
オムツカバーの前あてを開きながら静香が二人に声をかけた。
「はーい」
薫が右手を押さえ、少し遅れて久美子が左手を押さえた。
「ユミちゃん、いい子にしてないとダメよ」
祐美子より八歳も年下の久美子が、まるで幼児に言い聞かせるように言っている。
まさか、自分たちの学校に赴任してきた先生だとは夢にも思っていない。
「そうよ、いい子にしてないと、お姉ちゃんたちに笑われるわよ」
オムツを外す手を止め祐美子に微笑みかけながら静香は言った。
オムツカバーを開くとドロドロのウンチがオムツからはみ出していた。
祐美子がオムツにウンチをするのをぎりぎりまで我慢したため、かなりウンチが柔らかくなっていて、オムツからしみ出して来ている。
「大変!お尻がウンチまみれだわ。ここじゃあ無理だからお風呂場で洗わなきゃ」
オムツを開いた静香が呆れたように大きな声で言った。
静香が驚くのも無理がないくらい大量のウンチがオムツを茶色く染め、お尻もウンチまみれにしていた。さらに、無毛のクレパスのなかにまでもウンチが入り込んでいた。
「このまま、お風呂場まで行くからもう一度、このオムツをあてるわね」
そう言うと静香はもう一度ウンチまみれのオムツを祐美子にあてた。
「薫さん、久美子さん、赤ちゃんを起こしてあげて」
静香も手伝い三人で祐美子を起こし、太股に伝っていたウンチを拭った。
「このままじゃまだウンチが洩れそうだからバスタオルでオムツカバーをくるんで行きましょうね」
「薫さん、そこのバスタオル取ってくれる」
「はーい」「このプーさんのおっきなタオルですね」
薫からバスタオルを受け取ると半分に折ってから股の間を通し腰の所を外国のオムツのように安全ピンで止めた。
「さあ、祐美子ちゃんこのままゆっくりと歩いて行くのよ」
静香に言われなくてもウンチまみれのオムツの上から大きなバスタオルをあてられている祐美子は足を閉じる事もできず、がに股でヨチヨチと歩くしかなかった。

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